draemonash2

draemonash2のメモ書き

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WSL2

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関連リンク

• Linux
• Raspberry Pi
• Windows Teminal

インストール方法

1. WSL2インストール
   1. Microsoft Storeより「Windows Subsystem for Linux」をインストールする。
      • 2023/4現在、コンポーネント版とMicrosoft Store版が存在するが、後者に一本化される見込み。[1]
2. ディストリビューションインストール
   1. Microsoft StoreよりインストールしたいLinuxディストリビューション(例:Ubuntu 22.04 LTS)をインストールする。(※)
      • (※) Microsoft Store にある「Ubuntu」の違い
        • 「Ubuntu」：現行の「Ubuntu LTS」。新しいバージョンがでるたびに更新される。
        • 「Ubuntu XX.XX」：各バージョンのディストリビューション。
3. WSL2インストール事後作業
   1. BIOS上でVirtulization Technologyを有効化する。
      • Virtulization Technologyが有効になっていないと、後述の「仮想マシンプラットフォーム」を有効化できない。
      • HPのPCにおける設定方法は以下の通り。
        1. 起動時にF10を連打してBIOS設定を起動する
        2. System Configuuration -> Virtulization Technology を Enable にする
   2. Windowsの機能を有効化する。
      1. スタートメニュー > 「Windowsの機能の有効化」を検索 > 以下を有効化
         • Linux 用 Windows サブシステム
         • 仮想マシンプラットフォーム
      2. OK を押下する
      3. 自動的に再起動

その他セットアップ手順

• SSH接続

  1. インストール

      sudo apt update
      sudo apt install -y openssh-server
      sudo systemctl enable ssh
      sudo systemctl start ssh
     

  2. クライアント側(Windows)の設定を追加する。
     • 追加対象
       • %USERPROFILE%\.ssh\config

     • 追加内容

         Host *
             ServerAliveInterval 300
             ServerAliveCountMax 10
       

  3. サーバー側(Linux)の設定を追加する。
     • 追加対象
       • /etc/ssh/sshd_config

     • 追加内容

         PasswordAuthentication yes
         ClientAliveInterval 300
         ClientAliveCountMax 10
         Port 10022
       

  4. sshサービスを再起動する。

      sudo service ssh restart
     

  5. WSL2をバックグラウンドで起動するスクリプト StartupWsl.vbs をスタートアップに登録する。

      Set ws = CreateObject("Wscript.Shell")
      ws.run "cmd /c wsl", vbhide
     

  6. StartupWsl.vbs を実行する。

Tips

• WSL2 起動方法＠WSL2コンソール
  1. Windows にて「wsl」を検索して起動する
• WSL2 起動方法＠Windows Terminal
  1. Windows Terminal タイトルバーの下矢印をクリック
  2. 起動したいLinuxディストリビューションを選択
• ディストリビューションのアップデート方法
• WSL2コンソールのコピペ方法
  • コピー
    • 方法１：テキストを選択してコピー
    • 方法２：テキストを選択してCtrl+Shift+C
      • ただし、設定を有効化する必要あり。
        • 「WSL2コンソールのプロパティ」->「編集」->「編集オプション」->「Ctrl+Shift+C/Vをコピー/貼り付けとして使用する(C)」をチェック
  • ペースト
    • 方法１：右クリック
    • 方法２：Ctrl+Shift+V
• Linux⇔Windows間のファイルアクセス方法
  • Windows上でLinuxのファイルにアクセス
    • エクスプローラからアドレス「\wsl$」にアクセスする
  • Linux上でWindowsのファイルにアクセス
    • 「/mnt/」にアクセスする
• ワンアクションで WSL2 を管理者権限起動する
  1. 以下のバッチファイルを作成する。
     • powershell start-process wt -verb runas
  2. 上記バッチファイルのショートカットファイルを作成する
  3. 上記ショートカットファイルを管理者権限で実行するように変更する
• OS間のシンボリックリンク挙動
  • linux(wsl2)上でシンボリックリンクを作るとwindows上で使える？
    • 使えない(0kbの不明なファイルが作られる)
  • windows上でシンボリックリンクを作るとlinux(wsl2)上で使える？
    • 問題なく使える
• データ復旧方法
  • 何らかの理由でWSLが起動できなくなり、内部のデータを取り出せなくなった場合のデータ復旧方法は以下の通り。
    • ext4.vhdxをバックアップ後、WSLを再インストールする
      1. ext4.vhdx を任意の場所にバックアップする。
         • 格納先： C:\Users\<USER名>\AppData\Local\Packages\CanonicalGroupLimited.Ubuntu_??????\LocalState/ext4.vhdx
      2. WSL＋インストール済みディストリビューションを再インストールする。
      3. バックアップした ext4.vhdx をWSL2にマウントする。
         • wsl --mount "path\to\ext4.vhdx" --vhd
      4. WSL2を起動し、マウントされたディレクトリから、データを取り出す

トラブルシューティング

• エラー「0x80073cfc」が発生してwslを起動できない

    Installing, this may take a few minutes...
    WslRegisterDistribution failed with error: 0x80073cfc
    Error: 0x80073cfc ??????????????????????????????????????????????????
      
    Press any key to continue...
  

  • 対処方法：WSL2を再インストールするしかない。[2]
    データ自体は、上記に記載の「データ復旧方法」にて復旧可能。

コマンド

• こちら

ショートカットキー

• こちら

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